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今日を生きる~光代さんの優しいまなざし

じかにはむずかしく、けれどお会いしたいかた、というのは存在します。
きっかけはテレビであったり、本であったり。

外出ができるようなときには講演会やトークイベントへ行くこともありますが、そんなにたくさんは無理ですよね。まだ、目的が果たせないかたも。

著書からも人となりを知ることはできます。
・・・ホントは可能なかぎり、ネットで情報配信されてるかたについてはそちらを拝見したいと思うのです。でも、単にネットが苦手(総じてアナログ)だからという理由ではなく、実際に体調面で影響が出やすくなり、ほかのことへも波及しかねないためどうしても制約が要ります。身はひとつなので・・・(のろのろとした頻度で拝見せざるをえず、ゴメンなさい)
そのぶん、一冊一冊の本をじっくり読んでいます。
それぞれに感じたことをお話しできるのが理想ではありますが・・・

本日は、大平光代さんの著書『今日を生きる』です。
めったに寄ることのない本屋さんでみつけたときは、宝物発見したみたいですごくうれしかったなあ。
置かれてる立場などはまったく異なってるし、表立っては共通してるとは思えないのですが、「学校」・「子ども」・「教育」・「異質」・「生命」・・・そういったキーワードで考えると他人事とは感じられなかったのかもしれない。
だから、ずっと待ってたんです。近況が少しでもわかればいいなって。

『だから、あなたも生きぬいて』のときとおなじ、澄んだ、優しいまなざしの光代さんがそこにはいました。
すっかり、“おかあさん”
「はるちゃん(大平さんの娘さんの愛称)、元気そうでよかった~!!」

私自身、ほんとうにそうっと成長期を通っている(たぶん、生涯)感じですから大平さんの娘さんがゆっくり育つ、その環境が保たれることを祈りたい。
すさまじくせかせかした状況を通って命の危険も何度も感じた。だけど、仕事でのかわりはいても自分のかわりはどこにもいない。そのことを教えてくれたのは心友と、心から大切にしたいと思えるひとの存在でした。
・・・そばにいたかったから、生きていられた。

大平さんの娘さんは悠さん、とおっしゃるのですが「悠」という字にあこがれはもっていたので場処に応じてその名を用いていた時代もありました。転じて、『君はそれ以上~出逢い』の人物名となったのかもしれません。

たいそうなことはできない、言いしれぬ何かにとらわれて不安や恐怖を感じることもある・・・それでも、いまここにいて呼吸する生命がある。そのことの重さを、いとおしさを切に感じている自分がいます。だからこそ、日々を精いっぱい生きたい。

・・・想いがありすぎて言葉にならないな(笑)

きっと、光代さんのようなまなざしは誰のそばにもあるのだと思います。
ただ、そのことを忘れてしまっているか、気づかずにいるだけ。
・・・私も誰かを、何かをそんなまなざしで見守ることができたら・・・

大平光代さんにこの場をかりて御礼を申し上げます。
心がほんのりと温かくなりました。とてもうれしかったです。

∞∞∞∞

『だから、あなたも生きぬいて』(大平光代 著 講談社)

『今日を生きる』(大平光代 著 中央公論新社)

『君はそれ以上~出逢い』(楪蒼朋 著 文芸社)

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