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2009年9月

職人の集合体 ≪『君はそれ以上』格闘記≫ Ⅱ

2009年8月25日の記事で自著や本への想いをぽつぽつ書いたので、一応つづきのようなものを書いてみようかと。
・・・とはいえ、本のことといっても私にはものすごく広い世界の話になるんで少々じゃおわらない(笑)だから、本日は気力あるとこまで。

本って、見かけは紙のかたまり、ですよね。でも、紙にふれて、その厚みをたしかめられ、重さが伝わる。ひらけば言葉が飛び出して、語りかけ、空白や余白から気配が感じられたりもする。
それは、やはりたくさんの人の手を通ってきているから、だと思うんです。
もちろん、人によって読まれる、読まれないのちがいはあるでしょう。だけど、仮にそれを読まないという選択をするとしても本への敬意はもっていてほしいと思います。
時としてそれは人そのもの、もしくは命そのものであると感じるから。

『君はそれ以上~出逢い』(楪蒼朋 著 文芸社)は再刊ではありますが、何もせず送り出したわけではありません。見直した上で変更なしということもあったでしょうが、原案を書いた時点→原稿用紙に書きおこす時点→校正・前回の出版時点から状況や心理面の変化によりそのままというわけにはいきませんでした。
その辺のお話も新しい担当のかたへかぎられた時間のなかでしたがしっかり伝えていき・・・それでもきりはないのですが。
よりよいものにしてゆきたい、というのは本にたずさわるすべてのひとの共通の想いなのではないでしょうか。
(無論、本とはかぎりません。音楽でも映像でも演劇でも、何かを創っていこうとするときには不可欠なもの、ということ)

編集段階についていえば、前回とは違った部分での質問を受けました。
しかし・・・こちらも知らなかったのですが、「これって辞書にも載ってんだ・・・」と驚き。
読まれたかたはお気づきかもしれませんが、作中で鉱物名がちらほら登場します。これに関して私が参考にしたのは別の書籍でしたので。
ちなみに私が鉱石・鉱物の関連で好きな空間が原宿にございます。たぶん、マニアックなかたならご存じかな・・・?コスモスペースというお店。詳しい人であればもっといっぱい知ってますよね。

言葉は万能ではない、と常々痛感するのですがそうはいってもどうにかして「これ」とか「こういう感じ」というものを伝達しなくては、というときがあり・・・今回それで苦しみました。

・・・結果は?

実際に手にしてみてください。・・・カバーのイメージをどうあらわせばいいか、かなり悩んだんです。当然ながら編集のかたもデザイナーさんも私という人間を知らない訳で、白紙のなかに色をおとしこんで彩りを描写していくというか・・・それを「言葉」で、しかも別の人間同士だから映るものは異なるものをぎりぎりのラインでぶれを少なくおさえられるのが理想・・・ここで摩訶不思議な現象が起きました。

ぞっとするくらいみえないものがみえた、伝わった、と

そうして生まれた、一冊。

“そーゆー奴がひとりくらいいたっていいじゃん”
・・・たまにへこんだとき、何処からか声がきこえる気がします。

覚醒夢

いつかみた、風景
誰しもそんなものを有しているのかもしれない

夢と現の境界は何処?

意識の問題だと人はいうのだろう

でも、夢は決して真夜中にみる、
そして途方もないものを追いかけることのみではない

現実はたしかに息苦しい
けれど、私には夢と呼ばれる時間が恐ろしくなる
端境などないにひとしい、と思われて

痛み・苦しみ・悲しみ・・・
それらを含んでいてもやわらかく包む、
その術をおぼえはじめたから
現でのときを、おだやかに過ごしていける

ある人のことばにもある
『夢が現、現が夢』であると

歴史のいとなみにくらべれば
人の一生は一瞬

子どものころにこわかったもの、
大人になってこわくなるもの、
それは成長にともなって視野がひろがる
ということでもあるけれど
常識や分別にしばられすぎてみえなくなる、
隠されてしまうこともある、ということ

遠くに、・・・もしかしたら近くに、
存在する木々、樹木、森
おそろしさとなつかしさが交錯する空間
風の音をきくたびに感じる

其処は、どこ?

私をみつめていた大樹
いまはどんなふうに映るのか
わからないけれど

防衛本能、なのかな
きっと、ささやきかけていてくれた
深い森の奥から

その魂は人に姿を変えずっとそばに


『君はそれ以上~出逢い』(文芸社)の生まれた背景を思うとき、風と森が浮かぶのです。
書こうとしてみたのではなく、みえたから書き留めておきたいと感じた。そこに景色と人々の物語があり・・・声がきこえたから。

いつのころからか漠然としていてつかめずにいたものがかすかに、ふれた、ふれる距離に近くなったとはっとした出来事。
そのひとつが一冊の本。
『古代ケルト 聖なる樹の教え』(実業之日本社)

ささいなことかもしれないのですが、ながく“この感覚はなんだろう?”と問いかけていたことへのヒントになるのではと思っています。知りたいこと、まだまだある

杉原梨江子さん、ありがとうございます。

~楪 蒼朋より

傾向あり?

通常ドラマというか、テレビをほとんど観ない奴なのであくまで知っている範囲の考えですが。

ストーリーはもちろん、BGMの効果、というのもあなどれないと思うわけです。

何故かほとんど観ないのに、作品が一定方向に寄る。
私の場合、水曜の夜9時と木曜の夜8時のテレビ朝日が多い(たまに木曜夜9時もあるが)。
いや、特に局は意識していないし、役者さんが決まっている訳でもない。
・・・どうしてだ??

でもって、音楽担当でみてもわりと寄っている、のである。
まず・・・水曜「相棒」と木曜「京都迷宮案内」、そしてリアルタイムでは観なかったのだが「ゴンゾウ~伝説の刑事」・・・だったか?
これらの作品は池頼広さん、ではなかったかと。お名前が判然とせず、申し訳ない。
次に、水曜作品なのだがタイトル忘れた・・・柴田恭兵さんが気象にくわしいちょっと風変わりな刑事で、メンバーに寺尾聡さん、石原良純さんなどがいらした。シリーズにならなかったのが残念だったのだけど・・・「六本木」がつくタイトルだったと記憶している・・・
こちらと木曜「女刑事みずき」の音楽は佐橋俊彦さん。
お二人ともおそらく業界では有名どころだと思われるのでほかにもあるでしょうが。
それから、大島ミチルさんも多いかな?
ちなみにここの枠だと木曜「おみやさん」と「京都地検の女」がそう。

それと、唐突に気づいたのだが、「相棒」の寺脇康文さんが演じてた亀山くん(右京さん式にいえば)のなまえは“薫”、そして「科捜研の女」の内藤剛志さんが演じている土門さんのなまえも“薫”・・・だったよねえ・・・??
男女問わずいろんな名前がありますし、思い込みでイメージするのは危険・・・でも、人名ってむつかしいんだよな。ただ、実在かどうか問わず、命名にあたっては心してほしい、と思ったりします。

ちなみに木曜8時は今度「その男、副署長」となります。
第三シリーズくらいかな?お待ちしてました(笑)
船越英一郎さんはけっこうわが家では人気どころです。・・・あ、副署長(英一郎さん)のなまえ、清美さんでしたよね?で、女性が署長ですがこちらのお名前たしか“あきら”さんだったような??
・・・ま、ともあれ楽しみ。本田博太郎さんがスパイス、ですね。むかし、火サスがあってたころ、「警視庁鑑識課」シリーズに出てらしたんですが、実質出番は少しであるにもかかわらず、沢村技官ちゃんと記憶にありますからすごいなあ・・・と思うのであります。

実社会もしくは実生活で、そうした“いぶし銀”のような存在であれたらいいなあとも感じますね、よく。
役者さんではないけど、自分の色は、自らで創り出せるところもたくさんあるんじゃないかな?他者からみえる自分の色もさまざまだしね★☆★

今日を生きる~光代さんの優しいまなざし

じかにはむずかしく、けれどお会いしたいかた、というのは存在します。
きっかけはテレビであったり、本であったり。

外出ができるようなときには講演会やトークイベントへ行くこともありますが、そんなにたくさんは無理ですよね。まだ、目的が果たせないかたも。

著書からも人となりを知ることはできます。
・・・ホントは可能なかぎり、ネットで情報配信されてるかたについてはそちらを拝見したいと思うのです。でも、単にネットが苦手(総じてアナログ)だからという理由ではなく、実際に体調面で影響が出やすくなり、ほかのことへも波及しかねないためどうしても制約が要ります。身はひとつなので・・・(のろのろとした頻度で拝見せざるをえず、ゴメンなさい)
そのぶん、一冊一冊の本をじっくり読んでいます。
それぞれに感じたことをお話しできるのが理想ではありますが・・・

本日は、大平光代さんの著書『今日を生きる』です。
めったに寄ることのない本屋さんでみつけたときは、宝物発見したみたいですごくうれしかったなあ。
置かれてる立場などはまったく異なってるし、表立っては共通してるとは思えないのですが、「学校」・「子ども」・「教育」・「異質」・「生命」・・・そういったキーワードで考えると他人事とは感じられなかったのかもしれない。
だから、ずっと待ってたんです。近況が少しでもわかればいいなって。

『だから、あなたも生きぬいて』のときとおなじ、澄んだ、優しいまなざしの光代さんがそこにはいました。
すっかり、“おかあさん”
「はるちゃん(大平さんの娘さんの愛称)、元気そうでよかった~!!」

私自身、ほんとうにそうっと成長期を通っている(たぶん、生涯)感じですから大平さんの娘さんがゆっくり育つ、その環境が保たれることを祈りたい。
すさまじくせかせかした状況を通って命の危険も何度も感じた。だけど、仕事でのかわりはいても自分のかわりはどこにもいない。そのことを教えてくれたのは心友と、心から大切にしたいと思えるひとの存在でした。
・・・そばにいたかったから、生きていられた。

大平さんの娘さんは悠さん、とおっしゃるのですが「悠」という字にあこがれはもっていたので場処に応じてその名を用いていた時代もありました。転じて、『君はそれ以上~出逢い』の人物名となったのかもしれません。

たいそうなことはできない、言いしれぬ何かにとらわれて不安や恐怖を感じることもある・・・それでも、いまここにいて呼吸する生命がある。そのことの重さを、いとおしさを切に感じている自分がいます。だからこそ、日々を精いっぱい生きたい。

・・・想いがありすぎて言葉にならないな(笑)

きっと、光代さんのようなまなざしは誰のそばにもあるのだと思います。
ただ、そのことを忘れてしまっているか、気づかずにいるだけ。
・・・私も誰かを、何かをそんなまなざしで見守ることができたら・・・

大平光代さんにこの場をかりて御礼を申し上げます。
心がほんのりと温かくなりました。とてもうれしかったです。

∞∞∞∞

『だから、あなたも生きぬいて』(大平光代 著 講談社)

『今日を生きる』(大平光代 著 中央公論新社)

『君はそれ以上~出逢い』(楪蒼朋 著 文芸社)

龍と菊と梅と

・・・むかし、大河ドラマで「風と雲と虹と」ってありましたよね?
しかし、これしゃべると世代が分かりそうですが。

私の近くに、このドラマの真野響子さん(役名忘れた)に惚れちゃった御仁がいます。
まあ、気持ちは分からなくもないけど。たしかに可愛かったし(失礼)。
真野さんはいまも素敵ですね。お母さん役でも・・・若い。
加藤剛さんも好きだったりします。そういえばこの作品には緒方拳さんも出てました。
この世の人ではないのだな、と思うとちょっぴり寂しい・・・

いえ、別にドラマと関係ないんだけどね。並べて書いてみたらふと思いついて。

みっつはけっこう気になるアイテム(?)だったりするかな??
つながりはないと思うけど・・・うーん。
龍は想像上(創造上)の生き物ですが、みようとすればみえる、人によってはそういうものかもしれないと近頃感じてる。・・・なので気になるんかも。
ご多分にもれず(!?)小物なぞ、グッズは持ってます(笑)←集めてはいない

梅は・・・というと自分は菅原道真!!だと思うんです。
でも、歴史は関心あるが苦手(汗)そのわりに、ひそかにご縁はある、と
梅の花って地味だけどすきなんですよ。家紋にもありますね、たしか。
和歌でも古い時代ほど梅が詠まれている。近くなると桜になっていくんですね。
もちろん、桜には桜のおもむきがあり、綺麗だと思います。
ただ・・・こちらも小物をえらぶとき、なぜか梅の柄にひかれてしまうのだな(笑)

菊というとどこか厳かな風情も漂いますね。
実際、いかにも和花という感じですが多くの花と同様、品種もたくさんあります。
小菊やスプレー菊(?)はかわいらしい印象ありますし、洋花の雰囲気のものもあるようです。

キク科の植物だと色々だよね・・・

ところで、何故こういう話になったか、といえば
最近、ちょっと得したなと

いわゆる日常のひとこま。

何気なくあるコーナーをまわっていて遭遇したのさ
「・・・お、これいーかも」

ちなみに一目惚れしたのは龍、それからよくみると・・・
はじめ蓮だと思ったけど、たぶん、菊。
さいごに自分のトレードマーク(??)のごとき梅を発見してたいそうよろこんだのでした。

めったにお目にかかれんしなあ

さて、一連の出来事、何にまつわるものでしょうか。
(クイズではないので解答の義務はございません・・・嗚呼、たわけ)

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