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“何故、生きなければならないの?”

・・・半月ほど前に、ある作品の上映会へ行ったときのこと。

物語には、こころに深手を負っているであろうさまざまなひとたちが登場します。

リストカットを繰り返す少女、声のでなくなる病に苦しむ少年、教え子の死に責任を感じて辞職した教師・・・

“生まれてこないほうがよかった無駄な命”・・・そうした想いをいだいたことはありますか?

年間の自殺者の数は3万人といわれますが、未遂も含めると15万人にふくれあがるのだそうです。

戦後の話をきくと、生きるために必死だったから悩んでいるひまはなかった、といいます。・・・もちろん、物理的な悩みはたくさんあったでしょう。でもそれは、現代のそれとはおそらく中身がちがう。つかめない、理解できないと思う人は多いでしょう。ぜいたくな話で、甘えている、弱い、といってしまえばそれまでです。けれど、何処かで誰かが自ら死を選んでいる現状は変わっていません。もはや単なる精神論だけで片づけられる問題ではなくなっているのです。

いつ身近なひとが、そして自分がそのような状況におちいるかもしれない。・・・私自身、すべてではないにせよ、彼らの状況と酷似しているところがあり、上映中息苦しく、見ていてつらく、痛くてたまらなかった・・・おわりまで正気でいられるか不安でした。

最も不調のどん底にいたときよりは比較的安定してきているとはいえ、自分ではどうすることもできない感覚に襲われて外出が恐ろしくなることがあります。それ故、この日も気力がもつのか心配だった。上映がおわって会場が明るくなったとき、ここまでたどりつけたという安堵感が、私を充たしていました。

・・・問いかけに対する答えはでない、また、問われても答えられるのかわからない。それでも生きなければならない・・・・・・

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